2015年12月23日水曜日

地鎮祭

大安の本日、地鎮祭を行いました。

年明けから、いよいよ工事スタートとなります。
その前に敷地の守護神を祭って、その御神徳により土地の平安堅固を祈祷を行います。ちなみに地鎮祭は、”ぢちんさい”または”とこしずめのまつり”と言うそうです。






今回の地鎮祭は、猿田彦神社の神主さんに行っていただきました。猿田彦神は、邇邇藝命(ににぎのみこと:天照大神の孫)が日本の国を押さ前歌女に地上に降りてくる時に道案内をされた神で、進む道の災いを祓い清め、幸を導く御神徳があるそうです。


地鎮祭は以下の式順で行われます。
  1. 修祓の儀(しゅばつのぎ)
    お供え物、祭具、ならびに参列者を祓い清めます
  2. 降神の儀(こうじんのぎ)
    神霊(大地主大神(おおどこぬしのおおかみ)、埴山姫大神(はにやひめのおおかみ)、産土大神(うぶすなのおおかみ))を神籬(ひもろぎ)にお呼びします
  3. 献饌の儀(けんせんのぎ)
    お呼び出しした神霊に米、酒、海の物、山の物をお供えします
  4. 祝詞奏上(のりとそうじょう)
    工事の安全と立派な家が建つ事を祈祷します
  5. 四方祓の儀(しほうはらいのぎ)
    切麻(きりぬさ)で四方を祓い清めます。式が無事に終了することと、工事関係者に災いが起きないことを祈願します
  6. 地鎮の儀(とこしづめのぎ)
    下記を「エイッ!」という掛け声で3回行います。穿初は家族全員で行いました
    • 草刈初(くさかりぞめ)
      鎌(かま)で草を刈ります(工事関係者
    • 穿初(うがちぞめ)
      鍬(くわ)で土を掘り(建主)、鍬(すき)で整えます(工事関係者)
  7. 玉串奉てん(たまぐしほうてん)
    玉串を献奉しって拝礼します(奉献(ほうけん)ではなく献奉と書かれていました。何て読むのか聞いておけば良かったです)。この儀式は、家を建てる土地の安定と、建主や工事関係者の守護を願い行います。ご存知だとは思いますが、玉串は右手を上、左手を下で受け取り、右回しで2回行った後にお供えします
  8. 撤饌の儀(てっせんのぎ)
    お供え物を下げます
  9. 昇神の儀(しょうじんのぎ)
    お招きした神霊にお帰り頂きます
  10. 神酒拝戴(しんしゅはいれい)
    お供えしてあった神酒(みき)を参列者全員で頂戴します
時間的には1時間弱程度で終了しました。
式終了後に初穂料(費用は依頼時に確認しました)とお車代(数千円)を神主さんにお渡しました。

地鎮祭の後はご近所に対して挨拶回りをしました。通常は建築会社がタオルを配りますが、同じ町内になりますので粗品(食器洗剤)を持って一緒に回りました。ご近所なので、ついつい長話になります(笑)

なお地鎮祭の前日に地縄が張られました。今まで図面でのイメージより、実際の大きさが見えてきます。現状は地面が平らではないため、小さく感じますよ。


地鎮祭も無事終了しましたので、いよいよ感が大きくなってきました。

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