2015年9月23日水曜日

建築模型

複数のハウスメーカーなどと自宅の話を行う際に必ず出てくる立面図ですが、我が家の奥さんが図からはイメージしにくいとのことなので建築模型を作成してみました。

注:猫丸は建築関係の仕事はしていません。念のため(笑)

今回は現在検討しています中で一番気に入っている(有力な)お家の模型を作成しました。さすがに全ての模型を作るのは時間的に難しいので...


図面を見ても判るように、現在検討している自宅は凹凸の少ない正方形に近いお家になります。今回作成する建築模型の尺度ですが、窓に透明のプラ板を貼ろうと考えていますので、1/50 の寸法で作成します。通常、立面図は1/100 になりますので、最初に2倍にコピーしました(1/50 になります)。

作成する尺度が決まりましたので、これに合わせて材料を購入します。
コピーで作成した1/50 の立面図から、1面を大雑把に切り抜きスチレンボードマスキングテープで貼り付けます。最初に窓をアートナイフで切り抜きます。もし窓にプラ板を貼り付ける場合は、窓枠の内側で窓を切り抜いてください。あとで窓枠部分はのりしろになります。
窓を全て切り抜いた後、屋根を除く壁に沿って切り取ります。なお、注意としてはスチレンボードに対して、アートナイフは必ず垂直に歯を入れてください。断面が斜めになると、組み立て時に苦労します。


切り抜いて各パーツを裏返します。各パーツが接合する部分に、表面の紙1枚分を除いて3mm 幅で切り取ります。間違って切り取ってしまわない様に注意してくださいね。
これで壁面の切り取りは完了です。

次に窓を作成します。窓はクリヤープラ板を図面の窓枠に合わせて切り取ります。クリヤープラ板は、アートナイフが滑り易いので手を切らないように気をつけて下さい。切り取ったクリヤープラ板I.Cオペークテープで窓枠を作成します。


窓枠を作成したクリヤープラ板を裏返し、窓枠の裏に両面テープを貼り付けます。この窓を対応する壁に貼り付けていきます。かなり細かい作業になりますので、焦らずにゆっくりが作成してください。


窓が完成したましたので、屋根の作成を行います。屋根は単純に立面図を切り抜いて作成出来ませんので、ちょっち頭を使います。今回のお家の場合、最初に屋根の下記図面から1面の底辺の長さを確認します。写真が歪んでいますが、実際はまっすぐですよ(笑)



次に別の方向面から、屋根長さ(三角形の高さ)を求めます。


これで三角形の底辺と高さが求まりますので、それに合わせて切り取ります。同じ様に台形面の上辺と下辺と高さを求めて切り抜きます。この各パーツをスチのりで接着します。なお、切り取った屋根パーツの淵を斜めにカットすると接着面が綺麗になりますよ。


壁面と屋根面を貼り付けると、立面図が立体になります。


もし外構のイメージもあれば、スチレンペーパーを土地に合わせてカットし、作成した模型を貼り付けます。細かい作り込みを行うと完成になります。




ベランダは、クリヤープラ板I.Cオペークテープで格子を作成し、スチレンボードに貼り付けて作成しています。6時間程度かかりましたが、奥さんには喜んでもらえました。
もし細かい作業が苦手という方は、図面を直接スチレンボードに貼り付けて淵だけを切り取って作成すれば簡単ですよ。それでもという方は、担当の営業にさりげなく要求してみてはいかがでしょうか(笑)

今回使用した材料は、アマゾンなどで購入が可能です。



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