大安の本日、地鎮祭を行いました。
年明けから、いよいよ工事スタートとなります。
その前に敷地の守護神を祭って、その御神徳により土地の平安堅固を祈祷を行います。ちなみに地鎮祭は、”ぢちんさい”または”とこしずめのまつり”と言うそうです。
地鎮祭は以下の式順で行われます。
- 修祓の儀(しゅばつのぎ)
お供え物、祭具、ならびに参列者を祓い清めます - 降神の儀(こうじんのぎ)
神霊(大地主大神(おおどこぬしのおおかみ)、埴山姫大神(はにやひめのおおかみ)、産土大神(うぶすなのおおかみ))を神籬(ひもろぎ)にお呼びします - 献饌の儀(けんせんのぎ)
お呼び出しした神霊に米、酒、海の物、山の物をお供えします - 祝詞奏上(のりとそうじょう)
工事の安全と立派な家が建つ事を祈祷します - 四方祓の儀(しほうはらいのぎ)
切麻(きりぬさ)で四方を祓い清めます。式が無事に終了することと、工事関係者に災いが起きないことを祈願します - 地鎮の儀(とこしづめのぎ)
下記を「エイッ!」という掛け声で3回行います。穿初は家族全員で行いました - 草刈初(くさかりぞめ)
鎌(かま)で草を刈ります(工事関係者) - 穿初(うがちぞめ)
鍬(くわ)で土を掘り(建主)、鍬(すき)で整えます(工事関係者) - 玉串奉てん(たまぐしほうてん)
玉串を献奉しって拝礼します(奉献(ほうけん)ではなく献奉と書かれていました。何て読むのか聞いておけば良かったです)。この儀式は、家を建てる土地の安定と、建主や工事関係者の守護を願い行います。ご存知だとは思いますが、玉串は右手を上、左手を下で受け取り、右回しで2回行った後にお供えします - 撤饌の儀(てっせんのぎ)
お供え物を下げます - 昇神の儀(しょうじんのぎ)
お招きした神霊にお帰り頂きます - 神酒拝戴(しんしゅはいれい)
お供えしてあった神酒(みき)を参列者全員で頂戴します
時間的には1時間弱程度で終了しました。
式終了後に初穂料(費用は依頼時に確認しました)とお車代(数千円)を神主さんにお渡しました。
地鎮祭の後はご近所に対して挨拶回りをしました。通常は建築会社がタオルを配りますが、同じ町内になりますので粗品(食器洗剤)を持って一緒に回りました。ご近所なので、ついつい長話になります(笑)
なお地鎮祭の前日に地縄が張られました。今まで図面でのイメージより、実際の大きさが見えてきます。現状は地面が平らではないため、小さく感じますよ。
地鎮祭も無事終了しましたので、いよいよ感が大きくなってきました。